2020.10.13
つながる、つたわる 広報リレー|07 東白川村
「つながる、つたわる広報リレー」第6回に登場していただくのは、東白川村役場 地域振興課の田口昌史さんです。今回は、東白川村役場別館わくわくスポットにてインタビューさせていただきました。
広報ひがししらかわはわたしたちが作っています
※取材当時(2020年)
Q. 広報紙制作に携わる魅力は何ですか?
広報紙制作は、撮影した写真や編集した記事など、自分の頑張ったことが成果物として形に残るところが魅力です。しかし、読み手に伝わらないと意味のないものになってしまうので、自己満足にならないように常に自問を続けながら制作にあたっています。また、私が担当になってから、従来の契約業者の見直しを行い、広報紙を全面カラーに一新しました。制作コストを下げながら、紙面のクオリティが上がったので、村民の方にも喜んでいただけていると思います。広報紙制作には答えがなく、ずっと追求し続けられるものですから、その点にもやりがいを感じています。
Q. 広報誌制作を担当してから、考え方や生活スタイルで変化した部分は何ですか?
配属された当初は、カメラを触ったこともなければIndesignを使ったこともありませんでしたので、新鮮ではありましたが、かなり大変でした。東白川村の広報紙は15日発行ということもあり、4月1日に異動して、前任者の制作途中の編集データを渡された後、わずか2週間という業務引継ぎ期間で仕上げたという経験をしました。この最初の時が本当に辛かったですね(苦笑)
ものの見方という部分では、情報に流されにくくなったという部分に自身の変化を感じています。情報発信する側の意図が汲み取れるようになったことで、沢山ある情報の中から必要なものを選択する目が養われました。
広報ひがししらかわ おすすめポイント
東白川村の現状と今後の展望について、今井村長が自ら執筆をしている「村長室から」がおすすめです。以前は巻末掲載でしたが、村長の生の声をしっかりと届けたくて巻頭に移しました。
東白川村の広報紙は、村民だけでなく、愛知県や東京都などの村人会にもお届けしており、故郷を離れた方にも東白川村の「今」を感じていただけるメッセージとなっています。
地域おこし協力隊の野村さんが書くコラム「日々是日々」もおすすめです。
昨年4月に地域おこし協力隊として東白川村に来られた時から、寄稿をお願いし、掲載しています。第三者的な視点で東白川村を紹介して下さるので、とても新鮮な記事になりますし、広報紙担当者としては、ネタ集めにも一役買っていただいているので大変ありがたい存在です。
東白川村のココがおすすめ!
東濃ひのきの森林に囲まれた東白川村は、香り高い白川茶発祥の地であり、つちのこが棲むと言われるほど自然豊かな美しい村です。つちのこを捜索する村を挙げてのイベント「つちのこフェスタ」はテレビに取り上げられているので、みなさんご存じかもしれません。
東白川村では、毎年ゴールデンウィークに新茶の収穫が始まりますが、山里の茶摘み風景はNPO法人「日本で最も美しい村」連合の未来に残したい地域資源として登録されています。
東白川村情報
- 東白川村発行「広報ひがししらかわ」発行日:毎月15日 発行部数:1,200部
- 人口・世帯数 :2,189人・830世帯(令和2年9月30日現在)
- 公式サイト:https://www.vill.higashishirakawa.gifu.jp